お酒とか-ウイスキーとかブランデーとか-
2008年 07月 21日
続きです。
みんな飲んできたんだろうなぁ、いいなぁ。
8月中盤になったら動きも取れると思いますので
その時はまた飲みにいきましょう、絶対。
さて、今回はウイスキー、ブランデーのお話。
余談から入りますと。
税金、というのは好むと好まざるとに関わらず
その時代の文化を創る力を持ってたりします。
ウイスキーもそんな税金の作った文化の一つだとか。
もともとウイスキーってのは、スコットランドで普通に造られてた
透明で荒っぽい味の蒸留酒だったらしいですね。
ところが18世紀、イギリスの議会がこのウイスキーに係る
酒税の大幅な引き上げを決めまして。
泡食った農民さんたちは、とりあえず
もう飲んじゃったシェリーの樽にウイスキーを隠しまして
どっか徴税人が来ないようなトコに隠したらしいです。
で、しばらくしてからこのシェリー樽に隠したウイスキーを開けてみますと
琥珀色のキレイな色はついてるし味も香りもまろやかだしと。
これが現在のスコッチウイスキーの始まりらしいですね。
そんなこんなで。現在のウイスキー、ブランデーっていうのは
分類的にはどんなお酒なんでしょうか?
・・・余談でシェリー樽のお話をしましたが。
ウイスキーの分類上の製法に樽は関係ありません、忘れてください(笑)
さて、ウイスキーとは。
基本的に
発芽させた穀類(+穀類)及び水を糖化、発酵させたものを蒸留し
留出時(蒸留したとき)のアルコール分が95度未満のもの。
同様にブランデーとは
果実及び水を発酵させたものを蒸留し
留出時(蒸留したとき)のアルコール分が95度未満のもの。
になります。
ビールのところでちょいと書きましたが
発芽させた穀類には穀類を糖化させる酵素が含まれてるんですね。
それを使って糖分を造りその糖分を発酵、蒸留するのが
基本的なウイスキーの造り方。
一方、果実にはもともと糖分が含まれているので
その糖分を発酵、蒸留するのが基本的なブランデーの造り方です。
ちなみに。
酒税法で「穀類」っていいますと
米、麦、あわ、とうもろこし、こうりゃん、きび、ひえ、の7種類をさします。
故に米と発芽玄米を使ったウイスキー、みたいのもアリといえばアリですが
まぁ大体は麦(大麦、ライ麦、小麦等)かとうもろこしが原料でしょうね。
普通にウイスキーって言ってるのは麦が原料で
バーボンウイスキーって言ってるのはとうもろこしが原料、ぐらいの認識でも
そうそう間違ったことにはなりそうもないような気がしますw
さて、他の多くのお酒と同じように
ウイスキー、ブランデーにも混ぜ物を加える製法が認められてます。
加えていい混ぜモノは
原料用アルコール、全種類のスピリッツ、香味料、色素(カラメル)、水です。
加えていい量は…
原酒のアルコール分が10%以上残っていればOKだそうで。
つまり、40度のウイスキー1リットルに
40度のジンを9リットル混ぜたものはウイスキーだということですねw
これも何だかそれでいいのやら良くないのやら。
まぁ、スピリッツとウイスキー、ブランデーの税率は基本的に変わらないので
どっちでもいいといえばいいのかも知れませんけど。
さて、このウイスキー、ブランデーまでで
製法の定義があるお酒は基本的に終了。
あとは例えば
清酒ではなかったのでその他の醸造酒に分類しましょうとか
ウイスキーには分類できなかったのでスピリッツにしましょうとか
そういった漏れを埋めていくための分類になります(粉末酒、とかは違いますが)。
というわけで、次回以降はどんな書き方したらいいのやら。わからんですw
みんな飲んできたんだろうなぁ、いいなぁ。
8月中盤になったら動きも取れると思いますので
その時はまた飲みにいきましょう、絶対。
さて、今回はウイスキー、ブランデーのお話。
余談から入りますと。
税金、というのは好むと好まざるとに関わらず
その時代の文化を創る力を持ってたりします。
ウイスキーもそんな税金の作った文化の一つだとか。
もともとウイスキーってのは、スコットランドで普通に造られてた
透明で荒っぽい味の蒸留酒だったらしいですね。
ところが18世紀、イギリスの議会がこのウイスキーに係る
酒税の大幅な引き上げを決めまして。
泡食った農民さんたちは、とりあえず
もう飲んじゃったシェリーの樽にウイスキーを隠しまして
どっか徴税人が来ないようなトコに隠したらしいです。
で、しばらくしてからこのシェリー樽に隠したウイスキーを開けてみますと
琥珀色のキレイな色はついてるし味も香りもまろやかだしと。
これが現在のスコッチウイスキーの始まりらしいですね。
そんなこんなで。現在のウイスキー、ブランデーっていうのは
分類的にはどんなお酒なんでしょうか?
・・・余談でシェリー樽のお話をしましたが。
ウイスキーの分類上の製法に樽は関係ありません、忘れてください(笑)
さて、ウイスキーとは。
基本的に
発芽させた穀類(+穀類)及び水を糖化、発酵させたものを蒸留し
留出時(蒸留したとき)のアルコール分が95度未満のもの。
同様にブランデーとは
果実及び水を発酵させたものを蒸留し
留出時(蒸留したとき)のアルコール分が95度未満のもの。
になります。
ビールのところでちょいと書きましたが
発芽させた穀類には穀類を糖化させる酵素が含まれてるんですね。
それを使って糖分を造りその糖分を発酵、蒸留するのが
基本的なウイスキーの造り方。
一方、果実にはもともと糖分が含まれているので
その糖分を発酵、蒸留するのが基本的なブランデーの造り方です。
ちなみに。
酒税法で「穀類」っていいますと
米、麦、あわ、とうもろこし、こうりゃん、きび、ひえ、の7種類をさします。
故に米と発芽玄米を使ったウイスキー、みたいのもアリといえばアリですが
まぁ大体は麦(大麦、ライ麦、小麦等)かとうもろこしが原料でしょうね。
普通にウイスキーって言ってるのは麦が原料で
バーボンウイスキーって言ってるのはとうもろこしが原料、ぐらいの認識でも
そうそう間違ったことにはなりそうもないような気がしますw
さて、他の多くのお酒と同じように
ウイスキー、ブランデーにも混ぜ物を加える製法が認められてます。
加えていい混ぜモノは
原料用アルコール、全種類のスピリッツ、香味料、色素(カラメル)、水です。
加えていい量は…
原酒のアルコール分が10%以上残っていればOKだそうで。
つまり、40度のウイスキー1リットルに
40度のジンを9リットル混ぜたものはウイスキーだということですねw
これも何だかそれでいいのやら良くないのやら。
まぁ、スピリッツとウイスキー、ブランデーの税率は基本的に変わらないので
どっちでもいいといえばいいのかも知れませんけど。
さて、このウイスキー、ブランデーまでで
製法の定義があるお酒は基本的に終了。
あとは例えば
清酒ではなかったのでその他の醸造酒に分類しましょうとか
ウイスキーには分類できなかったのでスピリッツにしましょうとか
そういった漏れを埋めていくための分類になります(粉末酒、とかは違いますが)。
というわけで、次回以降はどんな書き方したらいいのやら。わからんですw
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by
hosokawa18272 at 2008-08-11 21:11
お酒シリーズ。知らないコトが多くてタメになります。
密かに続きを楽しみにしておりますです。(笑)
密かに続きを楽しみにしておりますです。(笑)
0
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by
ohtsuki19 at 2008-08-11 23:43
とはいってももうそんなに書くことナイヨー。
まぁちょっとぐらいは書くかもです。
まぁちょっとぐらいは書くかもです。
by ohtsuki19
| 2008-07-21 00:26
| お酒とか
|
Comments(2)