ラノ・ララク
2005年 12月 02日
タヒチはホノルルと同じ時差。
イースター島(夏時間)はニューヨークと同じ時差。
世界時計機能がついてたんでめっさ役に立ちました。
ありがと~。
さて。
やってきました「ラノ・ララク」。
前の火口が「ラノ・カウ」だったから
「ラノ」は「山」かなんかって意味ですかね、多分。
というわけで、この「ラノ・ララク」も山。
ただの山じゃないです。
島中のモアイさんをここから切り出したって山。
モアイさんは石を持ってって削って作ったんじゃなくて
ここの山の斜面を直接切り出して
この山でモアイさんの形になってから
それぞれの「アフ」に運ばれていったわけで
いわばモアイさんの製造工場ですね。
そんなわけで。
この山だけで400体ぐらいのモアイさんがいるらしいです。
さて山の中に。
今見てみると結構大きいような。
ただちに発掘せよとか思っちゃいますが(笑)
このモアイさんたちをどうやって運んだかは
ロープとか添え木とか宇宙人とか色々説がありますが
民間伝承によるとモアイさんはマナの力で歩いてアフまで行ってたそうで。
ところがある日。
この山でモアイさん職人のために飯炊きをしてたおねーさんが
モアイさん職人のツマミ食いに腹をたてまして。
泣きながら「モアイさんもう動かないで」と頼んだため
モアイさんは今の場所で止まってしまったそうです。
…ツマミ食いぐらい許してやれんかったのか、と(笑)
よく見ると下にもいる。写ってないけど右にも左にも。
この場だけで5体ぐらいのモアイさんが切り出され中だったとか。
ガイドの最上さん。
とても的確で面白いガイドをしてくださいました。
次に行く時もぜひ最上さんにガイドをお願いしたいですね。
日本の肩こりのCMに起用されたとかで
有名らしいモアイさん。
首が悪かった王様をモデルにしたのでこんなデザインなんだとか。
あー、この縮尺なら顔はわかりませんね?(笑)
この下に胴体が埋まってて、掘ると16mぐらいになるんだとか。
あそこまでモアイさんが歩いていったんですね。
各地にモアイさんが歩いていった「モアイ道」の跡は今でも残ってて
道路として利用されたりもしてるんだとか。
22mぐらいのサイズだとか。
フェードインとか叫んでみても反応しない、多分。
…試してくりゃよかったか(笑)
ちなみにこのラノ・ララクにも火山湖があるらしいので
目からビームとかイオンリングとか撃たれたら大ピンチ(笑)
ちなみにこの火口壁面の石で作ったモアイさんは
他のところとはちょっと違った色合いになるんだそうだ。
いやぁ、今までじらされてたのを解放するような
モアイさん大サービスっぷりでした。
しかしこんだけの数のモアイさんを同時進行で作ってて
戦争するからってパタっと製作やめちゃったのかしらん。
ちょっと不思議。
(奥のコーラみたいなのはチリのビール)
しかしこうして見るとさっきの22mモアイさん、デカすぎ(右上山肌)。
次は15体のモアイさんが並ぶ「アフ・トンガリキ」へ。
by ohtsuki19
| 2005-12-02 12:12
| 旅行とか
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